吸収のしくみとは
食べ物は消化によって最小サイズに分解され、体内に取り込まれます
 
空腸と回腸
  1. 小腸は3つの部分からなる。
    十二指腸、空腸、回腸で構成される。空腸と回腸で栄養素と水が吸収される。
    空腸、回腸の内壁は「絨毛」で覆われ、
    ヒトの体表面積の約5倍の表面積がある微絨毛が生えている。
   絨毛の内部には血管とリンパ管が通っている。
   ブドウ糖などの単糖類やアミノ酸やペプチド、水溶性ビタミン、
   ミネラルは静脈血に溶けて、門脈という太い静脈を経て肝臓へ送られる。
   脂質、脂溶性ビタミンはリンパ管から静脈に入り、心臓、動脈を経て肝臓に入る。
栄養素は以外も、肝臓に運ばれる?
栄養素は肝臓に運ばれるのは、
肝臓が栄養素を人の体に役立つように処理する所だからである。
ブドウ糖の一部はグリコーゲンに合成されて肝臓に蓄えられる。
これは、血糖が下がったときにブドウ糖を供給できるようにするためです。
アミノ酸は人の体に合うアミノ酸に作り変えられ、
脂質も体に利用できるように再合成されて血中に出される
酸化した油やヒトが消化できないような油が侵入してしまう?
酸化した油やヒトが消化できないような油は通常は吸収しません
下痢して排泄されます(例えば ひまし油)
脂に溶けやすい化学物質
表皮は、皮脂腺から分泌された油分でワックス状に覆われています。
油分や角質層の細胞などがバリアーとなって外界からの異物の侵入をしゃ断しています。
しかし、肌の状態が悪くなってバリアー機能が低下すると、異物の侵入を許してしまいます
 
腸の場合には化学物質は簡単には通過できません
←ただし腸に腸管壁に大きな穴が開いて、バクテリア、毒素、及び、食物が漏れ出す症状が増えています
腸粘膜からの高分子化学化合物質、食物アレルゲン、
また、萎縮性粘膜に関連する毒素のの物質透過性が増加する症状となります
Leaky Gut Syndrome(LGS) 腸管壁浸漏症候群は、
まだ馴染みのない症状ではあるものの、着実に現代日本人に増えている問題です。
LGSは、腸管壁における過度の浸透状態を表します。
 
 
1 抗生物質が胃腸器官系の細菌、寄生虫、カンジダ、真菌類の異常繁殖を促すため。
2、 アルコール類、カフェインなどの刺激物
3、 合成界面活性剤 着色剤、防腐剤、酸化防止剤など、
  食品添加物として使用されている化学合成物の混入した食物や飲料水
4、 酵素欠乏
5、 非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェン、インドメタシン等)
6、 プレドニゾンのような処方コルチコステロイド
7、 精製炭水化物食品(クッキー、ケーキ、清涼飲料、漂白パン )
8、 避妊用ホルモン(ピル)
9、 精製炭水化物食品に混入しているカビ、菌

 
 
 
 
小腸の絨毛内粘膜固有層では、栄養吸収のための毛細血管やリンパ管が発達し、
リンパ小節や、集合リンパ小節(パイエル板)が存在する。
パイエル板直下のB細胞の一部は形質細胞に分化して、
免疫グロブリンのなかでも主にIgAを産生しており、粘膜免疫の主役を果たしている
絨毛は高さ約1㎜、太さ0.1㎜。絨毛の上にはさらに微絨毛が突き出ています。
微絨毛は高さ1~1.5μm、太さ0.1μm。1個の円柱上皮細胞当り1000~3000本あります
 
 
腸粘膜の上皮組織から正常に吸収される物質の分子の大きさは500ダルトン
(炭素原子1個の質量が12ダルトン) でこの大きさまでは腸管の微絨毛表皮膜を通過することができます。
しかし、LGSによって粘膜に穴があくと、この10倍の5000ダルトンもの
食物や化学物質の塊が血液中に流れ込みます
 
容易に大きい分子の食物を体内に吸収させることとなり、この食物分子はアレルゲンとなり、
食物アレルギーの原因になります。
異物反応としての抗体が産生されますので
食物アレルギーだけではなく、関節炎、または、線維性筋肉痛のよう新たな症状が発症します
 
腸管に炎症が起こると、 lgA ( 免疫グロブリン A ) の保護膜が影響を受け、
体内は、カンジダ属のように原生動物、バクテリア、ウイルス、および、真菌類から防御できなくなります